「ビリギャル」 に想う
鈴木です。
中学生の中には
「今さらこんなこと・・・聞けない・・・恥ずかしい・・・」という感情が邪魔をして
ほんとうにわかっていないことを質問できない生徒さんがいらっしゃいます。
現在クレアカでも
テスト対策を進めていますが、
「今さら」という言葉は捨て去りなさい。と再三にわたって伝えています。
すると、これまで恥ずかしくって聞けなかったところをどんどん質問してきます。
「今さら」聞けないところを聞けるのが塾です。
しかも、「今さら聞けない」と思っていることほど、成績アップの重要な「カギ」になっていることが多いのです。
今、話題になっている(らしい)映画
「ビリギャル」。
まあ多少脚色もあるでしょうが、実話に基づいているようで。
簡単に言うと「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」です(副題そのまま掲載)。
ヒロインは苦手な教科に関しては
小学校4年生向けのドリルから始めています。
小4レベルの知識しかなかった主人公が、いろんな艱難辛苦を乗り越えて成長し、大学に合格する物語。
・・・いえいえ。
小4レベルの知識をなめたらいけません。
というより、小学校で習った計算や語彙力、考え方に関して、ちゃんと理解している中学生がどれだけいるでしょうか。
よくよく小学校の指導内容を振り返ってみると、かなり高度な内容をやっています。
「ビリギャル」のヒロインは高3生で東西南北を知りませんでした。
この人がヒロインになれたのは、
知らないことをそのままにしておかなかったからです。
「今さら」と思っていることこそ、聞きに来てほしいという話でした。
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