こんなに違うの?
私事で恐縮ですが、
私には、4本中3本の親不知(おやしらず)が残っていました。
唯一左下の親知らずを抜いたのは、今から30年以上前の1月。
忘れもしない『共通一次』(古い)の1週間ほど前でした。
抜くのにひと苦労で、抜いたあとも3日ほど出血が止まらず・・・
とにかく大変な思いをしたのをよーく覚えています。
それ以来、親不知を抜くことがトラウマとなり3本もの親不知を
大事に抱え込むはめになったのです。
ところが、昨日その親不知たちが謀反を起こし(笑)、
やむを得ず歯医者さんに駆け込むはめになりました。
診察の結果、右下の親不知がひどいので、急遽抜歯することになりました。
「親不知トラウマ」を抱える私としては、一瞬「えっ」と思いましたが、
あまりの痛さに、「お願いします」とすがるしかありませんでした。
ところが、予想に反して、楽に終わったのです。
生え方が悪いのは自分でもわかっていました。
先生も「これは結構大変ですよ」と言ってくださいました。
でも30年前のあの『惨劇?』に比べると雲泥の差です。
「えっ、これで終わり?」 と思うほどあっさりと終わってしまったのです。
先生の腕の良さも当然あるのでしょうが、
30年のうちに様々な技術も進歩してきたのでしょう。
そしてその技術の進歩の礎となるのが「教育」なのだと
改めて考えさせられました。
技術の進歩のおかげで、
抜歯した日も、3コマ授業に入ったことは言うまでもありません。
以上 学長でした。
関連記事