穴場?

クレドアカデミー

2019年12月07日 12:27

注)高校数学の単元名が出てきます 数学がは苦手な方は 部屋を明るくしてごらんください(笑)


センター試験 『数学ⅠA』は 数Aで

「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の3題から2題を選択して解答します

生徒は 自分の得意・不得意や その年の難易度によって 解く問題を選んでいます


一方 『数学ⅡB』も 数Bで

「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」の3題から2題を選択して解答することになっているのですが・・・

ほとんどの生徒が「数列」「ベクトル」を選択しています

「確率分布と統計的な推測」を選択する生徒は極めてまれ ほとんどゼロに近いです


「確率分布」はそれほど難しいのか?

そういうことはなく むしろ「数列」「ベクトル」に比べるとかなり易しいと思います まさに『穴場』ですね



では なぜ「確率分布」を選択しないのか?


最大の原因は高校の授業です

私が知る限り「確率分布」を授業で扱う学校がほとんどありません

この付近では「長野高校」ぐらいでしょうか


まあ現行の内容からして 高校が扱わないのにもそれなりの理由があるとは思いますが・・・


しかし 学習時間も解答時間も短くて済む「確率分布」を選択するのは センター受験上は良い選択だと思います


と言うことで 昨日のブログで言っていた「長いこと教えていないところ」とは

「確率分布と統計的な推測」だったんですね

事前の生徒からのヒアリングで「おそらくここでつまづいているのでは?」と考えながら指導案と問題を作成しました


とりあえず昨日の分は 理解してもらえたようです

今日の分は このあと13:10からなので 気を引き締めて行ってきます


「2~3行で読むのやめた人も多かっただろうな」と反省している 学長でした 


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