『文理選択』
大学進学者が大半を占める高校では
1年から2年に進級する際に
『文系』と『理系』の進路選択が行われる
バブル経済崩壊後
『不況に強い理系』
という考えは完全に定着している
今の高校3年生が「文理選択」を行ったのは
就職市場が久々の「売り手市場」で
「人出不足」が社会問題化していたときであった
だから比較的「文系選択者」が多かった
ところが今の高校2年生は事情が一変する
コロナウィルスによる大手企業の採用控えを受け
長野高校などは一転して理系選択者が急増した
従来から理系選択者は比較的多いのだが
280名中170名弱が理系選択者だときく
社会の経済状況が即座に進路選択に影響を及ぼす
「高度経済成長期」や「安定成長期」の頃には
考えられなかったことかもしれない
株式の格言では
『人の行く 裏に道あり 花の山』
というのもあるそうである
いずれにしても「後悔なき選択」をしていただきたい
以上 学長でした
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