「ここ、回ってないよ。」
今では「寿司」=「回転寿司」というほど、回転寿司がむしろ主流となっていますが、今から20年ほど前、回転寿司が普及し始めた20世紀の終わりごろ(笑)のお話です。
お父さんが奮発して、子供を「お寿司屋さん」に連れて行きました。
すると、カウンターに座るなり子供が「お父さん、ここお寿司が回ってないよ」と言って、恥ずかしい思いをした、という笑い話がありました。
「回転寿司」が市場の中心となった今の時代に、この話が『笑い話』として通用するかははなはだ疑問ですが、少し前に似たような話を耳にしました。
お父さんが奮発して、子供を「お寿司屋さん」に連れて行きました。
すると、カウンターに座るなり子供が「お父さん、ここお寿司が回ってないよ」と言って、恥ずかしい思いをした、という笑い話がありました。
「回転寿司」が市場の中心となった今の時代に、この話が『笑い話』として通用するかははなはだ疑問ですが、少し前に似たような話を耳にしました。
ある「個別指導」の塾でのお話です。その塾では、1対1とか1対2での対面指導を行っています。
体験授業後の面談で、生徒さんが「お母さん、ここ回ってないよ」と言ったそうです。
私も最初、この話を聞いたとき、何のことかわかりませんでした。
すると、その生徒さんがそれまで通っていた塾では、一人の先生が受け持つ生徒が多かったので、指導時間中、先生が生徒のところをグルグル回っていたのだと教えてくれました。
考えてみれば確かに「個別指導」には明確な定義はありません。極端な話ですが仮に「1対8」であったとしても、一人ひとりを個別にみていれば「個別指導」と言えるのかもしれません。
しかし、じっくり見てあげることができるという「個別指導」の有効性を信じる者の一人としては、この話がいつまでも『笑い話』として通用してくれることを心から願っています。
ちなみに、クレドアカデミーでは講師は「回っておりません」(笑)。
ただ時々「生徒一人に、何もそこまでムキになって教えなくても」とは言われますが・・・
以上、学長でした。

(昨日の3限目の英語指導の板書です。生徒は1人です。)

(こちらは4限目の数学です。ここも"for one only"です)