神経質になる
鈴木です。

数学のテストで90点以上の高得点をとる生徒さんに共通しているのは計算問題で点数を落としていないことです。
これはもう確実に言えます。
却ってきた答案を見ると計算の痕跡がびっしり。何度も何度も確認の計算をしたのがわかります。
あるところは走り書きのように、あるところは大きな文字で丁寧に、同じ問題を書き方を変えて繰り返し計算しなおしています。
方程式は出た答えをxやyに代入して検算をします。連立方程式の場合は必ず両方の式で検算します。
さらに生徒さんに聞いてみると小声でぶつぶつと問題を声にだしてみる、という人もいました。
自分だけに聞こえるくらいの小さな声でも、実際に読むことで問題の見間違いや思わぬミスに気づきやすくなるということを経験的に知っているようです。
少々大げさなくらい計算問題に神経質になります。
当然、計算の見直しにそんなに時間をかけられない、という人もいるでしょう。
しかし、計算問題で失点しない人は、これだけの問題数ならば〇分で見直しできる、ということを解いている時に計算し、残り〇分になったら「迷わず」やり直しにとりかかるようです。
3年生は復習テストに向けてもう一度計算の解き方、自分のミスしやすいところ、見直し方、必要な時間配分など「神経質」に取り組んでみてくださいね。
