卒業までの半年で〜♫
卒業までの半年で
答えを出せと言うけれど〜♫
森田公一とトップギャランの昭和のフォークソングです。作詞は阿久悠さんですね。
昭和51年のヒット曲ですが、今の時代に照らすと大学卒業の半年前にけっこう呑気な話ですよね。
さて、7月は高校も中学も学校の三者面談が行われます。

答えを出せと言うけれど〜♫
森田公一とトップギャランの昭和のフォークソングです。作詞は阿久悠さんですね。
昭和51年のヒット曲ですが、今の時代に照らすと大学卒業の半年前にけっこう呑気な話ですよね。
高校によっては、高校1年生の面談で「志望大学」や「志望学部学科」を訊かれることがあります。
場合によっては「少なくとも学部学科についてはこの段階で決めておくべきだ」と言われることもあるようです。
確かに、進学校といわれる高校は、2年になるときに理系と文系に別れます。
そのため、早い段階で少なくとも理系に進むのか文系に進むのかを決めておいてもらわないと困る、という学校の立場もわかります。

しかし、高校1年生といえば、この春高校受験を乗り越えて、ようやく高校生になったばかりです。
大学にどういう学部学科があるのかさえ、わかっていない生徒が多いと思います。
ましてや、どの学部学科に進学し、将来どのような道を進みたいのか、決まってる生徒の方が少ないのではないでしょうか。
例えば、1学期のテストで理系科目が良くなかったとしても、そのことだけで理系学部への進学をあきらめるのは拙速です。
これまでみてきた生徒の中にも、入塾した段階で数学が学年で最下位に近かった生徒さんが、現役で国公立の理学部に合格したこともあります。
入学してからのたった3ヶ月で、一生にかかわる答えを出すのは正直難しいと思います。
自分の人生です。学校のスケジュールにうまく合わせながら、じっくりと自分の将来について考えてください。
自分が納得するまで、しっかりと考えてみることをおすすめします。
タイトルの曲は今風に言えば「アオハル時代」かな と思う学長でした。