目が離れる

「計算ミス」にはいくつか典型的な原因があります。


そのひとつが『目が離れる』です。

目が離れる

数学の問題を解いているとき、解き方の手順が見えた瞬間に「これでいける」と感じます。

これは「反射」のような感情で、押さえ込むことは難しいと思います。


ただ、「これでいける」と感じた次の瞬間、それまで懸命に解法を模索していた反動で、一瞬ホッとして集中が切れてしまうことがあります。

「あとは計算処理だけだ」と思ったときに、次の問題のこととか、残り時間のこととか、ほかのことが一瞬脳裏をよぎるのです。

私はこれを『目が離れる』と言っています。


「できた」と思った次の瞬間が、計算ミスを起こす危険性が非常に高くなるんですね。

まずは『この傾向』をしっかり意識して、「できた」と思ったらひと呼吸入れて仕切り直すくらいの気持ちで問題に臨めば、計算ミスを少なくすることができると思いますよ。

是非 試してみてください。


これって数学以外にも通じるところが多いよな と思った学長でした。


PS.投票は済ませてきました。これから授業です。
 



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2019年07月21日 Posted byクレドアカデミー at 09:10 │学長コラム