避けられない『話題』
避けられない話題について書こうと決心したものの,

なかなか気が進まない島﨑です.
仕事として受験英語に携わっている以上,
避けられない話題というのはもちろん,
「英語民間試験導入延期」の話題です.
さて,どこから始めましょうか…
よく生徒さんから「英語を話せるようになりたい」ということを聞きます.
自分は「向こうに行けばすぐに話せるようになる」と答えます.
「会話」という意味での「話す」ことであれば,
相手がいることですから,
自分が伝えようと必死になっていれば,
相手も真剣に聞いてくれますし,
相手の言うことがわからないということを伝えれば,
丁寧に説明し直してくれます.
大事なのは「相手がいること」です.
この点は,
某人気テレビ番組を見ていれば,
すぐに気付けることかと思います.
(カメラの存在は大きいかもしれませんが(笑))
でも,ここで肝心なのはそこではありません.
自分は続けてこう聞き返します.
「何を話したいんだ⁉」と.
決定的に欠けているのは,
実はこの点ではないかと思うのです.
「何を伝えたいのか」
簡単に言ってしまえば,
『話題』のことですが,
伝えたい中身のない人とは
誰も会話しようとはしてくれません.
学問の世界に身を置けば,
その研究分野の内容,
ビジネスの世界であれば,
商取引の内容
結局重要なのは「話す中身のある人間であるか」ではないでしょうか.
そう考えると,
「話すこと」自体を目的とした教育は成り立たないはずなのです.
大学入試において,民間試験を導入する目的の一つは
スピーキング(話す)能力を問うことかもしれませんが,
そもそもの出発点が違うのではないかと思わざるを得ません.
そういった意味で,
今回は導入が見送られましたが,
廃止する方が良いのではないかと,
密かに考えてしまう島崎でした.
長文で申し訳ありません(笑)
