高1 ク〇〇〇〇?の続き

前回「高校の数学は、中学のときに比べて、
感覚的には『倍以上』の速さになる。」
というお話をさせていただきました。

今回は、それに対する対応策についてです。

具体的には、
① 進度が極端に速くなることを『意識し続ける』こと
② 少しでもわからい所は放置しないこと
                          以上です。

「な~んだ、そんなことか」と思った方も多いと思いますが、
「そんなこと」がとても大切なのです。

高校数学も、最初は「展開」「因数分解」と中学数学の
延長のような感じがします。

もちろん、たすき掛けや複雑な因数分解など高校数学的な
内容も入ってきますが、何とかついていけます。
(この段階でわからなくなったら早急に手当してください)

大切なのは、「こんなものか」と絶対に油断しないことです。
進度が速くなることを『意識し続ける』ことなのです。

多くの人は、この後の「2次関数」で躓くのです。
「2次関数」からが高校数学の本番だと思ってください。

高校に入学して「羽を伸ばしている」人たちは、
1学期のこのタイミングで、一気に置いていかれます。

逆に言えば、ここを乗り越えさえすれば、
「理系学部」への進路選択も、十分視野に入ってきます。

実際に、今通われている生徒さんの中には、
「2次関数」がかなり危ない状態で入会されましたが、
そこを何とか乗り越えて、「理系学部」を目指されている方も
いらっしゃいます。

当たり前のことのようですが、最初の2点を実行してください。
そして、1年の1学期の数学は、進路にまで影響を及ぼす
可能性がある重要なものであることを覚えておいてください。

せっかくの高校生活です。
最初をしっかり引き締めて、楽しく有意義な3年間にしましょう。

以上、学長でした。


  


2016年04月09日 Posted by クレドアカデミー at 12:52学長コラム

高1 ク〇〇〇〇?

「小1プロブレム」「中1ギャップ」といった言葉を
耳にした方は少なくないと思います。

では『高1』は何と言うのでしょうか?

最近では『高1クライシス』という言葉が使われています。

高校進学後の「中退」「不登校」の半数が1年生に集中している
問題を指したもののようです。

ここでは、「クライシス(=危機)」とまではいきませんが、
高校進学後の『学習面』における大きな変化について
お話したいと思います。

一般の公立中学校では、現実問題として、
クラスの中で学習面における理解度にバラつきがみられます。

学校の先生も、できる限り生徒全員に理解してもらうために、
時間をかけてじっくりと授業を進めてくれます。

一方高校では、高校入試というフィルターを通していますので、
少なくとも、一定レベルの生徒が集まっていると考えています。

必然的に、高校における授業の進度は格段に早くなってきます。

特に進学校における数学は、数ⅠA・ⅡB・Ⅲを2年間で消化する
カリキュラムを組んでいますので、内容が難しくなることと合わせて
感覚的には『倍以上』の速さになると思ってください。

瞬きしている間に次の項目に進んでいるイメージです。

対応策はきわめてシンプルですが、もう少しお話しておきたいことも
ありますので、「次回に続く」ということでご勘弁ください。
(別に引っ張っているわけではありませんからね)

以上、学長でした。



  


2016年04月07日 Posted by クレドアカデミー at 17:36学長コラム

今日も早くから

春期講習会も無事終わりました。
でも、高校生はテスト前なので、
今日もお昼すぎから連続で授業です。

13:10~14:30 吉田高校の2年生
14:40~16:00 長野高校の2年生
16:10~17:30 文大付属の2年生

このあとは通常授業が22:00まで
3年生二人と2年生一人の予定です。

ところで、
吉田高校は今日の午後、
長野高校は明日入学式です。

入学式の頃に「桜」が咲くのは珍しいと
思うのですが・・・・・

写真は自習室から見た「桜」です。
やはり入学式に「桜」は合いますよね。

以上、学長でした。


  


2016年04月05日 Posted by クレドアカデミー at 18:50日々雑感