教育の力
私の大好きなマンガに『MASTERキートン』(勝鹿北星・作 浦沢直樹・画)があります。
主人公の平賀・キートン・太一は、元英国空挺部隊所属の保険会社の調査員ですが、本職は考古学者という設定です。
このMASTERキートン第3巻CHAPTER1「屋根の下の巴里」の話です。
主人公のキートンが、オックスフォード大学時代の恩師「ユーリー・スコット教授」の武勇伝について述べるシーンです。
1941年頃、先生は毎週一度、オックスフォードからロンドンの社会人大学の講義に招かれていた。そこで運悪く、ドイツ軍によるロンドン大空襲にまき込まれた・・・ 講義をしていた社会人大学も全焼・・・ 駆けつけた先生は、学生達と救助活動に専念した。可能な限りの人を助けた時、先生は煤(すす)で真っ黒に汚れた顔のままテキストを出し、そして言った。『さあ諸君、授業を始めよう。あと15分はある! 敵の狙いは、この攻撃で英国民の向上心をくじくことだ。ここで私達が勉強を放棄したら、それこそヒトラーの思うツボだ! 今こそ学び、新たなる文明を築くべきです。』
この話を読んだとき、教育そして学問が持つ力、人間が困難に直面したときにそれを乗り越えていく前向きな力を強く感じたことを、今でも鮮明に覚えています。
今日11日、熊本県内のすべての公立の小中学校と高校が再開する予定だそうです。生活は震災前の日常とはまだ大きくかけ離れていると思います。心に傷を負っている子どもも少なくないかもしれません。「こういうときに勉強なんて」という考えもあるでしょう。しかし、こういうときにも、いや「こういうときだからこそ」子どもたちには学んでもらいたいと思います。『学ぶ』ことには人を前向きにさせる力があると信じています。
先の話の最後で、恩師と同じ社会人大学の講師を務めていたキートンは、講義の最後を次の言葉で締めくくります。
「人間は一生、学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。肩書きや、出世して大臣になるために、学ぶのではないのです・・・ では、なぜ学び続けるのでしょう? ・・・それが人間の使命だからです。」
がんばろう九州!
がまだせ熊本!!
ありがとう子どもたち!!!
以上、学長でした。

主人公の平賀・キートン・太一は、元英国空挺部隊所属の保険会社の調査員ですが、本職は考古学者という設定です。
このMASTERキートン第3巻CHAPTER1「屋根の下の巴里」の話です。
主人公のキートンが、オックスフォード大学時代の恩師「ユーリー・スコット教授」の武勇伝について述べるシーンです。
1941年頃、先生は毎週一度、オックスフォードからロンドンの社会人大学の講義に招かれていた。そこで運悪く、ドイツ軍によるロンドン大空襲にまき込まれた・・・ 講義をしていた社会人大学も全焼・・・ 駆けつけた先生は、学生達と救助活動に専念した。可能な限りの人を助けた時、先生は煤(すす)で真っ黒に汚れた顔のままテキストを出し、そして言った。『さあ諸君、授業を始めよう。あと15分はある! 敵の狙いは、この攻撃で英国民の向上心をくじくことだ。ここで私達が勉強を放棄したら、それこそヒトラーの思うツボだ! 今こそ学び、新たなる文明を築くべきです。』
この話を読んだとき、教育そして学問が持つ力、人間が困難に直面したときにそれを乗り越えていく前向きな力を強く感じたことを、今でも鮮明に覚えています。
今日11日、熊本県内のすべての公立の小中学校と高校が再開する予定だそうです。生活は震災前の日常とはまだ大きくかけ離れていると思います。心に傷を負っている子どもも少なくないかもしれません。「こういうときに勉強なんて」という考えもあるでしょう。しかし、こういうときにも、いや「こういうときだからこそ」子どもたちには学んでもらいたいと思います。『学ぶ』ことには人を前向きにさせる力があると信じています。
先の話の最後で、恩師と同じ社会人大学の講師を務めていたキートンは、講義の最後を次の言葉で締めくくります。
「人間は一生、学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。肩書きや、出世して大臣になるために、学ぶのではないのです・・・ では、なぜ学び続けるのでしょう? ・・・それが人間の使命だからです。」
がんばろう九州!
がまだせ熊本!!
ありがとう子どもたち!!!
以上、学長でした。

もう『10日前』?
GWも終わった~ と思っていたら、
ほとんどの高校では定期考査(一斉考査)の『10日前』となりました。
18日~ 吉田高校・須坂高校・西高校・市立高校・長野日大高校
19日~ 長野高校(1年生は20日のみ)
特に1年生にとっては、入学後初めての定期考査となります。
学年順位や得意科目・不得意科目が固まってしまうこともありますので、

ほとんどの高校では定期考査(一斉考査)の『10日前』となりました。
18日~ 吉田高校・須坂高校・西高校・市立高校・長野日大高校
19日~ 長野高校(1年生は20日のみ)
特に1年生にとっては、入学後初めての定期考査となります。
学年順位や得意科目・不得意科目が固まってしまうこともありますので、
気を引き締めて準備してください。
高校の試験は、中学の時のように直前の勉強(一夜漬けなど)で乗り越えられるほど易しくはありませんからね。
まさに、クレドアカデミーの「のぼり」に書いてある英文の通りです。
Perfect preparation leads to good performance.
大会前などで大変な人も多いと思いますが、
「出来る人」とは、忙しいながらも、どうにかしていく人のことを言います。
さあ、スパートをかけましょう!!
以上、学長でした。

開いててよかった
鈴木です。
GW期間中は風が強い日もありましたが連日天候に恵まれました。
GW期間中は風が強い日もありましたが連日天候に恵まれました。
部活動で忙しいなか、昼間から多くの中学生が勉強に来てくれました。
(中には、3時間近く授業を受けた生徒さんもいましたよ)
最終日も中3生が、「家にいると勉強しないからきましたー!」と元気よく自習室に来てくれました。
ある保護者の方は、「休みの間、家でゴロゴロされるとたまらないので、塾に行ってくれて助かります。」とおっしゃってくださいました。
他の人が家でのんびりくつろいでいる時です。
自分も家でのんびりしていたいと思うのが人の常。
でも、そんな時に『一歩』踏み出す。
勉強せざるを得ない環境に自分の身を置く。
こうした『小さな一歩』が、やがて大きな成果へとつながっていくのです。
さあ次の一歩は「テスト対策」です。また力強く踏み出していきましょう!

さあ次の一歩は「テスト対策」です。また力強く踏み出していきましょう!
太宰治の「カメの言葉」
『疑いながら、ためしに右に曲がるのも、信じて断乎(だんこ)として右へ曲がるのも、その運命は同じことです。どっちにしたって引返すことは出来ないんだ。』
太宰治の「浦島さん」は浦島太郎をもとに書かれたものです。
冒頭のセリフは「浦島さん」の中のカメの言葉です。
受験生は、とにかくよく迷います。学習方法や、使っている問題集や・・・
さすがにあまりに効率が悪すぎるときには修正することもありますが、基本的に自分で「これだ」と決めてやりはじめたことは、必ず最後までやり抜いてください。
太宰治の「浦島さん」は浦島太郎をもとに書かれたものです。
冒頭のセリフは「浦島さん」の中のカメの言葉です。
受験生は、とにかくよく迷います。学習方法や、使っている問題集や・・・
さすがにあまりに効率が悪すぎるときには修正することもありますが、基本的に自分で「これだ」と決めてやりはじめたことは、必ず最後までやり抜いてください。
「これでいいのかな?」{大丈夫かな?」と迷っていては、学習効率は上がりません。
自分を信じて、突き進むのです。
言葉は悪いかもしれませんが「愚直なまでに」やり抜くことが合格には必要なのです。
物語の中でカメは次のように続けます。
『人生には試みなんて、存在しないんだ。やってみるのは、やったのと同じだ。実にあなたたちは往生際が悪い。』
どうせやるのなら、全力でとことんやりましょう!
以上、学長でした。

(くまモンも今日から復活するそうですね!)
朝から授業
GWも後半戦に突入し、ますます勢いが増してきています!
今日(3日)と明後日(5日)の10:30からの授業は予定通りですが、
明日(4日)は調子に乗って9:00からの授業を入れてしまいました。
生徒が「やる」という以上、受けて立つしかないですよね。
中等部もいよいよ『英検対策』が本格化していきます。
夜の10時まで指導が詰まっているので、今日は体力勝負となりそうです。
でも、生徒の顔を思い浮かべるとワクワクしてきます。
ということで、今日も頑張ります!!
以上、学長でした。

今日(3日)と明後日(5日)の10:30からの授業は予定通りですが、
明日(4日)は調子に乗って9:00からの授業を入れてしまいました。
生徒が「やる」という以上、受けて立つしかないですよね。
中等部もいよいよ『英検対策』が本格化していきます。
夜の10時まで指導が詰まっているので、今日は体力勝負となりそうです。
でも、生徒の顔を思い浮かべるとワクワクしてきます。
ということで、今日も頑張ります!!
以上、学長でした。

『1年で習った理科』大丈夫ですか?
鈴木です。
先日過去問の話をしましたが、多くの中学校で、次の中3生のテストは『1年生で習った範囲』が対象となります。
例年、このテストの理科で「撃沈」して助けを求めてくる中3生が多くみられます。
1年生で習ったことと、あなどってはいけません。
ある中学校の過去問では「光」分野の出題がありました。
物体から出た光がどのように反射して観測者に届くのか、焦点距離と実像の大きさがどのような関係になっているかなど・・・
ちゃんと覚えているでしょうか?
なんとなく覚えている程度だと、テストの時に冷や汗がタラタラ流れてきますよ。
3年生のテストでは、教科書に太字で書かれている知識そのものだけでなく、その知識の『使い方』を問う問題が出題されます。
直近のテストで高得点をとっていても、油断していると手痛いしっぺ返しにあうので注意してください。
「基本の復習」から、知識の『使い方』までマスターするには、それなりの時間を要します。
先日過去問の話をしましたが、多くの中学校で、次の中3生のテストは『1年生で習った範囲』が対象となります。
例年、このテストの理科で「撃沈」して助けを求めてくる中3生が多くみられます。
1年生で習ったことと、あなどってはいけません。
ある中学校の過去問では「光」分野の出題がありました。
物体から出た光がどのように反射して観測者に届くのか、焦点距離と実像の大きさがどのような関係になっているかなど・・・
ちゃんと覚えているでしょうか?
なんとなく覚えている程度だと、テストの時に冷や汗がタラタラ流れてきますよ。
3年生のテストでは、教科書に太字で書かれている知識そのものだけでなく、その知識の『使い方』を問う問題が出題されます。
直近のテストで高得点をとっていても、油断していると手痛いしっぺ返しにあうので注意してください。
「基本の復習」から、知識の『使い方』までマスターするには、それなりの時間を要します。
1年生の範囲覚えていないよ~という人はともかく早急に復習してください。
「GWにリフレッシュしてから」と思っていると大変なことになりますよ~。
