期末で『理科』を挽回する!

鈴木です。

中間テストが返却されました。
早速、次回のテスト(1か月後!)に向け、勉強を開始していることと思います。

3年生は、「理科」で苦戦を強いられた人が多かったようです。

期末テストでは現在学校で習っている分野と2年生分野が中心に出題されます。そこで今日は、3年生の理科の対策について少し書くことにしましょう。

対策① 『実験』を中心に学習する!
 理科の場合、『実験』を題材として作られた問題が非常に多く出題されます。
 ですから実験に関しては、実験手順、用いた器具、指示薬、実験上の注意点とその理由などを中心に重点的に学習してください。

対策② 覚えてから考える!
 まずは覚えるべきところを完全に覚えてしまうことです。基本的なことを覚えていないということは、考えるための材料が用意されていないことを意味します。基本事項を覚えているうちに「どうしてこうなるのか?」や「なぜ?」が出てきたら、その疑問点をひとつひとつを書きだして、自分で調べたり、学校の先生や塾の先生に聞いて解決していきます。
 
対策③ わからなければ問題を解く!
 「どこを覚えればいいかわからない」「疑問点が出てこない」、よくある話しです。そんなときこそ『問題』を解くのです。3年生の範囲なら問題集、2年生の範囲なら過去問(ない人は2年時の学期末テストでもOK)を解いてください。『問題』には、「覚えるべきところ」「考えなければならないところ」が詰まっています。「理解できてから問題を解く」のではなく「理解するために問題を解く」のです。 

対策④ 2年生分野の学習の手順
 まずは、過去問(または2年時の学期末テスト)を全体的に目を通して、わからないところをチェックしてください。チェックがついた単元は周辺知識も含めて復習する必要があります。
 ほとんどの人は、多くの分野にチェックが付くと思いますので、そのときは「生物」→「化学」→「物理」→「地学」の順に学習を進めてください。「多くの人が得点できるところは確実に得点する」というのが受験の鉄則です。
生物分野:この分野は覚えれば点数に直結しやすい分野です。実験を中心に確実に得点しましょう。
化学分野:この分野も覚えれば得点できるところが多い単元です。実験は、特に「化合する前の物質と後の物質の性質の違い」「化学反応式」に注意して押さえてください。
物理分野:基本的な原理・公式、特に「右ネジの法則」「コイルと磁界の向き」「フレミングの左手の法則」などは、確実に使えるようにしてください。
地学分野:意外と差がつきやすい分野です。特に「天気の変化」は記述問題が出題されやすいところです。雲のできかた、湿度・気温の関係、海陸風、前線とそれにともなう天候の変化などは教科書をよく読んで記述の問題に対応できるようにしましょう。

以上、ポイントをざっと書きましたが、参考にしてもらえれば幸いです。
みなさんの健闘を祈ります!!

  


2016年06月02日 Posted by クレドアカデミー at 15:06中等部☆指導風景