テストの『山を張る』

「山を掛ける」と言う方が正式なようですが、
テストに出題されそうなところを予想することを意味しています。

世間一般的には、「山を張る」=「その場しのぎ」といった
否定的なイメージがあるようです。

確かに、努力を怠り運だけに頼ろうとするのであれば、それは肯定できません。

しかし、特に高校の学習においては、学習効率を向上させるために日常的に「山を張って」います。(中学生は、全範囲しっかりと仕上げてくださいね)

例えば、数学の問題を例にとりましょう。
「基礎レベル」の問題は解けるが、「標準レベル」の問題にはなかなか手が出せないという生徒さんがいます。
この場合、最初から「標準レベル」の問題すべてを解いてもらうのは現実的ではありません。
実際には、「基礎レベル」の問題演習を徹底的に行ったあとで、「標準レベル」の問題の中から、汎用性の高い問題(他の問題との関連性・発展性が高い問題)を選び出し、その問題を優先的に解いてもらいます。
一方、出題する学校の先生方も、先々の入試を見据えて汎用性の高い問題を選ばれますので、結果として「テストに出題されそうな問題を選んだ」=「テストの山を張った」ことになるのです。

では、英語の場合はどうでしょうか?
教科書の長文を最初から最後までひたすら覚えてしまうといった、非効率的な学習は避けなければなりません。
英文の中には、平易な文もあれば、「分詞構文」「仮定法」「省略」など学習上重要な要素を含んだ文もあります。
英語の勉強の仕方がわからないという人の多くは、「どこが重要で、どこが重要でないのか」がわからないのです。
当然、重要な英文に焦点を当てじっくりと説明していきます。その結果「やったところが出ました」とよく言われますが、誰が見ても重要なところは同じで、当然の帰結に過ぎません。

すなわち、「山を張る」というのは、重要ポイントに絞って学習を効率化することにほかならないのです。
そして大切なのは、こういった作業を通して『生徒自らが重要ポイントを見出すことができるようになる』ことなのです。

自分で「山を張る」ことができるように、皆さん頑張ってください。

以上、学長でした。

テストの『山を張る』
(さて何の花が咲くでしょう?)



同じカテゴリー(高等部☆指導風景)の記事画像
ほんのチョットしたこと ( ̄ー ̄)
「あせり」と「基礎力」 ( ̄ー ̄)
あと200日  ( ̄ー ̄)!
今日も・・・ (◎_◎;) か?
そう言えば そうなんだな~(◎_◎;)
高校の中間テスト ( ̄▽ ̄)V
同じカテゴリー(高等部☆指導風景)の記事
 ほんのチョットしたこと ( ̄ー ̄) (2025-04-03 12:15)
 「あせり」と「基礎力」 ( ̄ー ̄) (2024-07-24 12:15)
 あと200日 ( ̄ー ̄)! (2024-07-02 12:15)
 今日も・・・ (◎_◎;) か? (2023-05-21 10:34)
 そう言えば そうなんだな~(◎_◎;) (2023-05-19 17:14)
 高校の中間テスト ( ̄▽ ̄)V (2023-05-17 13:42)

2016年05月17日 Posted byクレドアカデミー at 14:46 │高等部☆指導風景