共通テスト数学②

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  ・・・いや~ありがたいです
ということで久々の
ーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーー

当初は「数学的な」「各論」を、と思っていたのですが、
『総論』の摘み残し(話し残し?)がありましたので、その話を少し。
高校受験にも参考になるのでご容赦ください。



そもそも「2年目のジンクス」ではないですが、今年の共通テストは『難化する』と言われていました。

ですから生徒たちには、難化したときの対応の仕方、いわゆる『逃げ方』についても、
「ちょっとくどくない?」と思われるくらい、あらかじめ話しをしておきました。

その結果、「先生、数学やらかしちゃいました・・・」と報告に来てくれた生徒の結果を見ても
「いや、うまく逃げ切れてる。いけると思うよ」
実際、第一志望校A・B判定で、そのままGOサインを出す生徒は多かったですね。

また本番1か月前、高校での問題演習で散々な点数しか取れていなかった文系の生徒に
「取れるところを見つけ出し、確実に取る」といったトレーニングをしたところ
決して高い点数ではありませんが、国立大を十分ねらえるくらいの得点を『もぎ取ってきた』生徒もいました。

つまり今年のように、特定の科目の難易度が極端に上がったテストの場合
①他の科目をしっかり取る(悪い結果を引きずらない)。
②難しいなりに、取れるところで1点でも多く取る。
といった「当たり前」のことを当たり前にできるかどうかにかかってきます。

逆に数学が得意で、ここで点数を稼いでおきたい生徒
「最低9割、できれば満点」と目論んでいる生徒は深手を負いやすい。

このような生徒は、1問・2問の取りこぼしが致命傷と考えているので、
解けない問題にあたると必要以上に時間を費やしてしまいます。
それでも解ければ少し良いのですが、解けないとなると、
「時間がない」「もう落とせない」といった焦りの悪循環に突入し、
普段なら考えられないようなミスを連発していきます。

高校受験の場合にも、まったく同じことが言えます。
私は「数学」が得意な生徒でも、目標点を90点には設定させません。
5教科の中で「数学」だけは『守りの教科』であることを理解させ、
最低80点を確保することを目標とさせます。
そして、80点を確保するには20点分・5分の1の失点が許されることを意識させます。
その結果、上手く事が運び90点以上を得点できるのは良いですが、
70点・60点と大きく崩れることだけは防がなければなりません。


『難化』したときには『難化』したときなりの乗り越え方はあります。

念のため申し上げておきますが、昨日のブログで私が言いたかった(怒っていた)のは、
『難化』したこと自体に対してではなく、『難化の仕方』に問題があったということなのです。

言い訳じみたことを長々と述べてしまい申し訳ございません。
次回は、必ず「各論」に入ります。


以上、学長でした。






  


2022年01月23日 Posted by クレドアカデミー at 13:12高等部☆指導風景