『模試』の前

高校3年生は、今日「模試」のところが多いですね。

今朝も、多くの生徒が朝早くから教室の前を学校へ向かわれていました。


高校3年生になると「模試」の回数が飛躍的に多くなります。

特に10月頃になると、毎週「模試」? というぐらいに回数が増えてきます。


では「模試」の前にはどのような勉強をすべきでしょうか?

「模試なんだから特別にテスト勉強は必要ない」という考え方もあるでしょう。


しかし、私は「模試」の前に2つのことだけはやっておくように言っています(数学を例に話しますね)。

【その1】 当然のことながら『公式の確認』です。チャートなら表紙の裏、レジェンドなら公式集、などを使って必ず公式を確認しておくこと。

【その2】 私は授業のときに、問題を解くためのノートとは別に、「着手の方向性」(セオリー・鉄則などとも言いますね)だけを別のノートにまとめさせていますので、このノートを見直すことです。


人間は忘れるように造られています。模試のたびごとに何度も見直し、自分の名前を忘れないのと同じくらいに深く記憶に刻み付けることができたとき、公式もセオリーも自在に使いこなすことができるようになるのです。


せっかくの「模試」です。「えーっ、また模試~」とネガティブにとらえずに、記憶を定着させるきっかけとして活用してください。


さあ、今日もこのあと 9:10 から授業です。午前中は2コマで、中学3年生が2名と中学1年生が1名となっています。はりっきっていきましょうかね。


以上、学長でした。
   


2019年06月08日 Posted by クレドアカデミー at 09:16高等部☆指導風景