こういうときに思うこと
昨夜、新潟県で震度6強の大きな地震がありました。
このブログを書いている段階で被害の全容はわかっていませんが、被害が最小限のものであることを心から祈っています。
高校の理科は、「物理」「化学」「生物」「地学」の4科目となっています。
さらに現行の指導要領ではそれぞれの科目が、2単位の「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」と4単位の「物理」「化学」「生物」「地学」に分かれています。

このブログを書いている段階で被害の全容はわかっていませんが、被害が最小限のものであることを心から祈っています。
高校の理科は、「物理」「化学」「生物」「地学」の4科目となっています。
さらに現行の指導要領ではそれぞれの科目が、2単位の「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」と4単位の「物理」「化学」「生物」「地学」に分かれています。
理系の生徒は「物理」「化学」か「化学」「生物」を選択するのが普通です。「地学」を選択すると個別試験(二次試験)や私大で受験できるところが少ないから、というのが理由のようです(ちなみにセンター試験で「地学」の選択者は「化学」選択者の100分の1くらいです)。
地学は文系の生徒が「生物基礎」「地学基礎」の組み合わせで選択するくらいのもので、4単位の「地学」を履修する人はかなり少なくなっているのが現状です。

そもそも「地学」は、「地球物理」「大気・海洋」「地質・地史」「天文」などの分野が含まれており多岐にわたります。そのため「地学」の指導者自体が不足しているという話も耳にしたことがあります。
しかしながら、「地学」は地震・異常気象・火山・自然災害など私たちの生活と密接な関係にある科目でもあります。「地学」に関心を持ってくれる高校生が増えてくれればいいなと、ことあるごとに感じています。
「物理」「地学」の選択は、ある意味『黄金パターン』だと思いますがね(勝手に)。
単なる独り言になってしまった 学長でした。