塾の『処方箋』

中学3年生は、第3回(第2回)の復習テストの結果も出揃ったので、保護者の方と面談を行っています。


面談の主な内容は、次のとおりです。

①現段階での学力の状況
 もちろん点数だけではありません。結果としての点数だけであるならば、保護者の方がご覧になられてもすすぐにわかります。
 ここでお伝えするのは、点数に現れていない潜在的な部分がどこまで伸びているかです。
 このテストではバツになって点数はもらえていないが、「ここまではわかるようになってきている」といったところです。
 もちろん、逆の場合もあります。このテストではたまたま取れているが(失礼)、まだ理解が不十分であるとか、そういったことをお伝えしています。

②これからの課題
 ①の現状を踏まえて、ひとりひとりに「これから必要な学習内容・学習方法」をお伝えします。
 テストの結果が似たようなものであっても、その生徒さんの現状の学習方法・性格なども考慮して、足りない部分を埋める方法は異なってきます。
 これまでみてきたプロセスを踏まえて、方向転換を図らなければならないこともあります。
 まさに生徒ひとりひとりに学習の『処方箋』を作っていくわけですが、長いことやっていても「この子にとって、最善の方法はなんだろうか」と頭を抱えることも少なくありません。
 当たり前ですが、同じ生徒なんていませんからね。

③夏期講習のご案内とその活用法
 ①②を前提として、この夏「何をなすべきか」、夏期講習の活用法までお話させていただいています。


『個別指導』の塾である以上、どこでもやっている当たり前のことですが、自分の指導を振り返るための大切な仕事でもあります。


今回の『処方箋』が生徒に効きますように!!


祈りを込めて、今日もこれから面談の 学長でした。

   


2019年07月05日 Posted by クレドアカデミー at 14:52学長コラム