受験感覚のアップデート
昨年(平成31年度)の長野県公立高校入試(後期選抜試験)で、もっとも平均点が低かった教科は何でしょうか?
その通り! 『理科』です。
国語70.3点 社会58.2点 数学53.6点 理科46.1点 英語53.9点
一昨年(平成30年度)に続き2年連続となりました。

その通り! 『理科』です。
一昨年(平成30年度)に続き2年連続となりました。
現在の学習指導要領の下で行われた入試(平成24年度以降)8回分の平均を見ると次のようになります。
国語62.0点 社会55.0点 数学46.7点 理科47.0点 英語53.8点
数学の平成24年度の平均点が30.1点という驚異的な数字であったことを考えると、実質的に一番平均点が低いのはやはり『理科』ということになります。

ひと昔前であれば、「理科・社会は勉強さえすればどうにかなる」というふうに思われていました。
しかし現在、多くの受験生をもっとも悩ませている教科は『理科』なのです。
『脱ゆとり教育』を掲げて、現在の学習指導要領に改訂された際、学習内容がもっとも増えたのが「理科」でした。
一方、当時すでに学校の完全週5日制は導入されており授業時間は学習内容の増加分だけ増やすことができませんでした。
果たして、そのしわ寄せが生徒に来るであろうことは当時から十分予想できていました。
「『理科』が受験のカギを握っている」と言っても過言ではありません。
クレドアカデミーが「夏期講習」で理科を【90分×9コマ】も入れている理由もそこにあるのです。
この夏、頑張って『理科』を(も?)克服してください。
以上、学長でした。