『小説吉田学校』
たまには好きな本のことでも書こうと思います。

戸川猪佐武作の本書は、最初雑誌連載だったようですが、私がはじめて手に取ったのは1981年に角川文庫で出版されたものでした。
初回は(おっ シリーズ化か?)
『小説吉田学校』(全8巻)にしました。

この本との出合いは、高校3年生(よく考えると大学受験生)のとき、友達から「おもしろいから読んでみな」と勧められたのがきっかけでした。
とても面白くて、ついつい読みふけってしまったのを覚えています。
中でも、吉田茂と鳩山一郎の権力闘争の場面、それぞれの参謀である松野鶴平と三木武吉の駆け引きには引き込まれてしまいました。 三木武吉の「誠心誠意 嘘をつく」というセリフには強く感じさせられるものがありました。
その後も、岸信介・池田隼人・佐藤栄作、いわゆる『三角大福中』 三木武夫・田中角栄・大平正芳・福田赳夫・中曽根康弘といった、そうそうたるメンバーが登場してきます。
この本を読んでしまうと、今の政治家の器の小ささ(大きい人もいるのかもしれませんが)と官僚のレベルの違いが浮き彫りになってきます。
「時代の違い」と言ってしまえばそれまででしょうが、現代には現代の、いやむしろ今の時代だからこそ解決すべき問題は山積しています。
それらの問題に「百年の計」をもって立ち向かえる政治家に私の1票を投じることができれば幸せだと思っています。
ちなみに、写真の文庫本はうちのかみさんと神保町の古本屋をひやかしていたときに見つけて、即決で購入したものです(笑)
以上、学長でした。
クレドアカデミーは今日も9時からやってま~す