センター試験 数学ⅡB編

昨日に引き続き センター試験を解いてみての感想

今日は 数学ⅡBの感想です


ⅠAのような問題点はみられず例年通りのようでしたが 設問間の『段差』にバラつきが有り 少し作りが丁寧さに欠けているように感じたのは私の思いすごしですかね


ⅡBの問題は ありがたいことに 毎年解くごとに 体力の衰えを実感させてくれます

数列で一度ミスをしたので ギリギリ60分でぐったりしました

相変わらず それだけの計算量を要求しているということです


『解き方』はわかっても正答にたどり着くまでの『処理』ができるかどうかがポイントで

むしろ後者の方にウエイトがあるようにも感じられます


ただ計算量にしても よく考えられているのか どの大問も(第5問は除く)1問につき 丁寧目に計算してB5の用紙1枚弱に計算が納まりました


内容的には

第1問(三角関数 指数関数・対数関数)
 基本的な変形問題ですが「自分が今何をしようとしているのか」ということを意識しておくことが大切だったと思います

第2問(微分法・積分法)
 ここも頻出の「共通接線」と「面積」の問題でしたが 後半のかなりの量の設問が「1/3の公式」を必須アイテムのようにしていた(さすがにこれを使わずに時間内は厳しいのでは)のはいかがなものかとは思いました

第3問(数列)
 「数列的な要素がどこにあるの?」というのが率直な感想です (4)などは「急に何を言い出すの」と思った人も多かったと思います 

第4問(ベクトル)
 (3)の前半までは比較的スムーズにいけたかと思います 分かれ目は(3)の「図形の選択」だったでしょう (4)は具体的に図形をイメージできなくても∠CODの大きさを求めさせられたことから 「これかな?」で押し切れた人もいたかもしれません


ついでに時間外で解いた

第5問(確率分布と統計的な推測)
 例年通り楽ですね この分野は「確率」と「統計」を半ば強引に結びつけたものなので これ以上の問題は作れないのでしょう ただこの分野を授業で正式に扱う高校はほとんどありませんが・・・
 ちなみに「大学入試共通テスト」の施行調査問題では この「確率分布と統計的な推測」が第3問に『格上げ?』されていますよね


そのあたりも含めて 明日は「共通テスト」の話をする予定です


昨日に続きざっくりとした感想だけで申し訳ありません


このあと 14:40から二次試験対策の指導です

祈 合格!!



以上 学長でした

  


2020年01月21日 Posted by クレドアカデミー at 13:26高等部☆指導風景

センター試験 数学ⅠA編

まず最初に

受験生のみなさん センター試験は終わりました 結果の良し悪しはあるでしょう でも 結果を変えることはできません

同時に ほとんどの人はセンター試験を終えただけで まだ実際に大学を受験していません

受験はこれからです!!

あなたと同じような状況に置かれている受験生は数多くいるはずです

その中から 次の一歩をどれだけ早く踏み出すことができるか そこで結果は決まります

すぐに立ち上がり 前を向いて進んでください

みなさんの 最終的な栄光を信じています



さて センター試験を解いてみての感想です

「来年からは『共通テスト』に変わるので もうセンター試験の分析は必要ないのでは?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが そうではないと思います

その理由については明後日に


今日はⅠAについての感想です

解いてみて「難しくはなかった」というのが 私の率直な感想です

「手間がかかる問題がほとんどなかった」というのが正確な表現かもしれません


しかし 受験生 特に現役生 にとっては

一瞬「何をすればいいの?」と感じる問題が多かったかもしれません

その結果 実際の平均点は速報値で 昨年を7~8点下回っています(約14%減)

成績上位層の下げ幅は小さかったとも考えられますので

それ以外の受験者層の下げ幅はもっと大きかったかもしれません


この現象をひと言で表すならば

「問題の『作り手』と『受験生』との間の感覚のズレが大きかった問題」

と言うことができると思います


そして このことが「共通テスト」が抱えている問題点と一致するのです


非常にざっくりとした感想ですが 細かい分析はまた機会があればさせていただきたいと思います


以上 学長でした


  


2020年01月20日 Posted by クレドアカデミー at 15:21高等部☆指導風景

次男坊の発熱

ここ2日ほど めずらしく私がマスクをしていましたが・・・


先週の木曜日 休みの日 小学5年生の次男坊が学校から帰ってきた

おやつを食べて 宿題をさせていたら 台所で夕飯の支度をしていた私のところへ来て

「のどが痛いから 寝ていい?」ときいてきた

「熱は?」 「ない」 「じゃあ 宿題やってから寝ろ」


昭和丸出しの会話である


その後 宿題を終わらせたらケロッとしているので

帰ってきた長男と 順次風呂に入れ かみさんも揃って4人で夕飯

食後にテレビを観ていたら コタツでウトウトし始めたので

「ベッドで寝ろ」といって 9時過ぎに寝かせた


金曜の朝 いつもの通り 長男は5時に起こし

次男坊は5時半に起こして 朝の勉強

7時すぎに朝食を食べたあと 次男坊が熱を計っている


「でたな必殺技」とからかっていたら 37度1分

「体温計 コタツで温めたろ」ともう一度からかっておいて

とりあえず学校を休ませることに


金曜日は夕方からの出勤予定だったので

昼前に起こして熱を計らせたら 38度4分


お昼に 一応「うどん」を用意したが食欲がない

ポカリを飲ませて アイスクリームを出したが

2・3口食べて「もういらない」

それではと いちごを持っていくと これはパクパク食べる

「でたな 偏食星人」と言いながら 「もう一回熱計っとけよ」

「こんなのがでた」といって見せた体温計は40度0分

念のため計り直させても39度7分


アイス枕を出して 仕事中のかみさんに電話したら

「どっちみち病院は15:00からだから 早めに帰るよ」とのこと


仕事がら この時期一番気になるのは『インフルエンザ』

帰ってきたかみさんと入れ違いに出勤し(もちろんマスク装備)


授業前に家に電話を入れると「インフルじゃなかったよ」とのこと

一応安心したがそれからも マスクは着用して授業


その日のうちに熱は下がり 昨日一日大事を取って寝ていた

今朝家を出るときには すでに全快で

たまった宿題と格闘(´Д`;)


「体温計 こたつに入れるなよ(笑)」
 ↑
いつの時代の体温計だヽ(´Д`;)ノ



というわけでマスクしてました

以上 学長でした

  


2020年01月19日 Posted by クレドアカデミー at 13:03日々雑感

不知火

今日は 超超超~~ローカルネタです
 ↑
読む人いるの? ( ̄◇ ̄;)


ナガブロ上で懐かしい名前を目にしました

『不知火(しらぬい)』というと みかんの一種「デコポン」をイメージする人の方が多いでしょうね


熊本県 旧宇土郡不知火町(現宇城市不知火町) は九州のど真ん中 熊本県の宇土半島にあります

と 言っても分かる人は皆無でしょうから 宇土半島はここです
 ↓



ちなみに私も 小学校の高学年から中学校まで 宇土市の外れで育ちました

中学駅伝の地区大会などでは不知火中とも顔を合わせていました


そもそも『不知火』とは 八代(やつしろ)海の沖合(海上)に現れる『火』のことで 蜃気楼の一種と言われています

内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」の中にも『不知火海』というのがあります

八代海のことを「不知火海」と呼ぶこともあるのです


懐かしさのあまり またどうでもいいことを書いてしまいました

まぁ ブログってそういうものですかね


以上 学長でした

  


2020年01月18日 Posted by クレドアカデミー at 18:00日々雑感

チーズカレー鍋

本当は『センター試験 前日』で書こうとしたのですが・・・


昨日 島崎先生も書いていましたし

何より 書いているうちに こっちの方が緊張してきました


そこで いつも通り 金曜恒例(?) 「学長の休日シリーズ」にします‼
 ↑
いつから シリーズになったんだか


昨日はお休みをいただきましたので

晩ごはんは『チーズカレー鍋』にしました(^.^)




数日前 デリシアで C0C0壱の鍋用スープを見かけて↓


 おいしそうだったので作ってみました
 ↑
こういうのは作る前にパッケージの写真なんかを撮っておかなければならなかったんですよね(^^;) 流しにあったのをあわてて回収しました


お味のほうはといえば 個人的には「カレーはカレー」「鍋は鍋」でいいのかなと思いました



あと『「カレー」と「鍋」しか作れないのではないか』との疑惑があるようですので 来週は違うのを作ります(キッパリ)


以上 いつも通りの 学長でした

  


2020年01月17日 Posted by クレドアカデミー at 14:15学長の休日

そわそわ⁉

若干そわそわしている島崎です.

そのわけはもちろん…
センター試験の本番があと数日のところまで来ているからです.

毎年この時期になると,
そわそわしてしまう自分がいます.

やはり心のどこかで,
「自分がやった方が楽」という気持ちがあるからでしょうか.

自分としてはもう受験することはないかと思いますので,
結局,「託す」しかないわけです.

それと同時に,
やれるだけのことはしてやれたのだろうか,
と,自問してしまう自分もいます.

この仕事を続ける限り,
このそわそわが消えるようなことはないのでしょうね汗

ところで,
遅ればせながら,
先週末に初もうでを済ませました.

いろいろ祈願したいことがあるわけですが,
不思議と受験生がうまくいきますように,
と願うことはありません.
困ったときだけ頼るのは
フェアじゃないと思うからです.

というわけで,
受験生のみなさんは
「神頼み」ではなく,
「自分頼み」できちっと乗り切ってください.

それができるだけの準備はしてきたはずなのですから…

うっかり初もうでの写真を撮り損ねてしまった島崎でした.

Wikipediaより
  


2020年01月16日 Posted by クレドアカデミー at 15:50日々雑感

国語の問題文

swachさんのブログの中で

生徒から「賢明」という言葉について

「どういう意味ですか?」と聞かれたというエピソードが書かれていました
(かなり端折ってすみません)


それで思い出しました


十数年も前の ちょうどこの時期

中学3年生に国語を教えていたとき

選択肢の中に『幸福』というのがありました


そのとき生徒が

「先生 『幸福』って何ですか?」と聞いてきたので

「受験の直前だぞ そんなことは高校に合格してから考えなさい」

と 言ってしまったのですが・・・ ふと考えて

「もしかしたら『幸福』の言葉の意味がわからないの?」

「はい」

「『幸せ』という意味だよ」

「あぁ そうなんですか」


反省と自戒を得ると同時に 言葉を失ったことを思い出しました



自分自身の経験として

大学受験のとき 当時よく現代文の問題で使われていた文章に

伊藤整氏の『近代日本人の発想の諸形式』がありました


現代文の問題を解くために読んだのですが

その内容に関心が湧き その後 岩波文庫から出版されている同書を購入し読んだことを鮮明に覚えています

(これは最近の新しいものです)


国語の問題文を読むことが 読書への扉を開けてくれることもある

そういう貴重な経験でした


そして その本は 今でも私の本棚に眠っています
 ↑
久しぶりに起こしてあげようかな(笑)


以上 学長でした   


2020年01月15日 Posted by クレドアカデミー at 15:08日々雑感

『唇よ 熱く君を語れ』

『キターっ』という感覚は こういう感覚でしょうか

聞いた瞬間に感じました


カネボウのCM 『唇よ 熱く君を語れ』 



渡辺真知子さんのヒット曲で

当時もカネボウのCMソングとして採用されていました

あれが1980年 もう40年前のことと知ると

ちょっとショックが∑(O_O;)


そのころは『カネボウ』と『資生堂』がCMソングで大ヒットを連発していました


カネボウさん 私の個人的な希望として

次は 新井満さんの『ワインカラーのときめき』

などは いかがでしょうかm(_)m


私が本格的に音楽を聴き始めたのは

資生堂のCMソング 小椋佳さんの『揺れる、まなざし』のころでした


あっ ダウン・タウン・ブギウギバンドの『サクセス』も聴きたくなってきた


まだまだありますが

あの頃の音楽の話になると

私の口が『熱く語る』・・・ というオチで 

本日はこれまで(→ 指導はこれから)


以上 学長でした


ちなみに 冒頭のCM 内容的にも素晴らしいものに仕上がっていますね(^.^)
  


2020年01月14日 Posted by クレドアカデミー at 13:53日々雑感

ここで『差』はつく

昔(大昔?) サッカーをしていたとき

「トラップの直後が一番ボールを奪われやすい」

と言われたことがありました。

確かに 一流選手のトラップは

ボールが身体に吸い付くようで とても美しい


中学生は 先週

冬休み明け 第5回総合テストが行なわれました


冬期講習期間中 年末年始もなく毎日勉強し

テストが終わり ホッとしている人もいるかもしれません


しかし テスト明けのこの3連休をどう過ごすか

「テストの直後」 意外と ここで『差』はつきます


実際昨日も 多くの中学生が自習に来て

中には22:00までやっていた中学生もいました


このブログを書いている『今』も

私の目の前を 続々と中学生がやってきています


「たまには息抜きも必要では・・・」 

確かにそうかもしれません

が そうでないかもしれません


受験は 短距離走ほど短くはなく

長距離走ほど 長くもありません

感覚的には『400m走』といったところでしょうか




さあ 今日をどのような一日にしますか?


クレドアカデミーはもう開いています


以上 学長でした  


2020年01月13日 Posted by クレドアカデミー at 10:04中等部☆指導風景

ひとつ~ ま~た ひっ とつ~♫

♫ひとつ また ひとつ 港を出ていく船♫

寺尾聰さんの 1980年のヒット曲

『出航(さすらい)』です




センター試験まで1週間を切りました


理系の生徒さんはセンター後も

2次・私大に向けた指導がありますが


文系の生徒さんで センターでしか数学を使わないという人は

ひとり また ひとり と 最後の授業をむかえていきます


これからが勝負ですので 感傷的なことなど言っていられないのですが

長いこと指導をしてきて 「これが最後か」と思うと

正直 こみ上げるものはあります


そういうときに 冒頭の寺尾聰さんの曲が頭の中を流れてくるのです
 ↓
どういった思考回路か自分でも謎ですが(笑)


そんな私の気持ちなど関係なく

センターで取れるだけ取って

第1志望校に合格してください!!


朗報を心待ちにしている 学長でした  


2020年01月12日 Posted by クレドアカデミー at 12:47高等部☆指導風景